第3回真皇杯関西予選best8構築 ー テテフパルTUMI-cycle Ver.3.02ー

どうも皆さんお久しぶり
らすです

 

前回のブログ記事投稿から3ヵ月も経ってしまいました
本当はレーティングバトルシーズン2や3が終わったタイミングにでも記事を投稿しようとは思っていたのですがパッとしない成績で書くのも面倒になったり近くオフがある関係上構築を隠匿しておく必要があったりとなんだかんだで書くタイミングを逃し続けてきたありさまでございます

 

さて、先日5/28(日)に大阪で開催された非公式大会である真皇杯関西予選に参加してきましたので今回はその使用構築についての記事になります
250人という今まで参加してきた中で最大規模の大会であり、その上関西への遠征という事もあって緊張はしましたが名ポケのTNありすとねおポケのTNてつ君と一緒に参加したという事もあって気の知れた仲間がいるという意識が多少なり緊張感の緩和になったと思います

 

それでは以下、使用構築詳細になります
※個体値はすべて特訓後で表記
　個体値及び実数値表記はH(HP)-A(攻撃)-B(防御)-C(特攻)-D(特防)-S(素早さ)の順

 

 

 

【使用構築】

いつものやつです
と言っても恐らくこのブログに載せるのは今回が初めてですね

…嘘です

今年の2月頭に地元で開催された第5回東海シングルフェスタで使用した構築とほぼ同じなのでその時にブログ記事として公開していますね
参考までに前回の構築記事へのリンクを付けておきますね
→「第5回東海シングルフェスタ4位構築　ー テテフパルTUMI-cycle ー 」

シーズン1からマイナーチェンジはしつつも大筋ずっと同じ構築を使ってきた「いつものやつ」とは言ったものの、まともに説明した事は無かったので簡単に構築のコンセプトから書いていきたいと思います

 

今回の使用構築、名前の通り積みサイクルです
初手で場を整えて積み、もしくは初手でフィルタにかけ後続の起点になるポケモンのみを通す展開から2匹目で全抜きを狙い、2匹目が止められた場合3匹目で起点にして全抜きをするのが理想ムーブとなります
従って基本的に初手にはコケコもしくはテテフ、後続の2匹目には4匹の積みアタッカーの中から相手の構築も考慮して最も抜き性能の高いポケモンを、3匹目には2匹目に選んだポケモンが止められる可能性のあるポケモンに対し相性的に有利であり起点にする事が出来るものを選出します

 

それでは単体考察の方に言及していきましょう

 

 

ギャラドス＠メガストーン
性格：陽気
特性：威嚇→型破り
技：地震/滝登り/竜の舞/氷の牙
個体値：物理5V
努力値：4-252-0-0-0-252
実数値：171-177-99-x-120-146
メガ後：171-207-129-x-150-146

 

積みアタッカー1
SMレーティングバトルシーズン1初期からずっと使ってます
第三回名大オフでも使用して記事にも起していたので詳しい説明は割愛します
詳しくは下記リンクから
→「第三回名大オフ使用構築 ーグソクスイッチ積みサイクルー 」
シーズン3終盤はコケコランドグロスの並びが多くみられ、グロス及びコケコへの打点を持たせるために元々身代わりだったところを地震に変えました
レートでも身代わりが欲しい場面はあったものの地震があったおかげで勝てた試合の方が多く、今回の真皇杯関西予選に至っては身代わりだったら勝てたなんて試合は1戦もありませんでした
現環境龍舞メガギャラは舞3ウェポンが結論じゃないかと思います

 

起点対象…電気以外の中火力アタッカー全般
止められる(通す)対象…ポリ2・クレセ等の物理受け、耐久草タイプ

 

 

カミツルギ＠悪Z
性格：臆病
特性：ビーストブースト
技：辻斬り/リーフブレード/剣舞/聖剣
個体値：AC抜け4V(A個体値19)
努力値：244-4-4-0-4-252
実数値：165-176-152-x-52-177

 

積みアタッカー2
表記ミスではございません
性格は臆病です
Sに＋補正をかけAに－補正をかけた上でSは極振り、Aに至っては無振りであるのに加え個体値も21以下に抑えて初めてこのカミツルギは † 加速 † を始めます
カミツルギの厳選環境が無かったためこの個体はポケサー後輩のTNユキノ君から頂戴しました
シーズン1・2までは陽気AS襷カミツルギを使ってきたんですがガルドを倒せる積みアタッカーがもう少し欲しかったのと積んでもSの上がらない積みアタッカーは弱いと思いこちらの加速カミツルギを採用しました
よく「火力不足にはならないんですか？」と質問されるんですが使ってきた経験からお答えすると正味火力不足には悩まされませんでした
火力が足りないと思う場面はガッサに対する聖剣だったりバシャに対する聖剣くらいなもので正直仮想的にならないような相手くらいです
剣舞することが前提ですのでガルドもメガメタグロスも悪Zで処理できますしガモスやボルトロス、メガリザX・Yについても悪Zで乱数ですが大体倒す事が出来ます
ヒートロトムに対しては剣舞しても悪Zで倒せませんがそれは陽気ASでも同じことなので臆病にしたことによる問題ではありません
ただ唯一、H振りヒ―ドランに対してだけは75％の乱数となってしまうので臆病にした弊害と言えます
しかし剣舞を1回積んでしまえば現環境主要なポケモンに対しての確定数と役割遂行の観点から言えば陽気ASカミツルギと殆ど同等のパフォーマンスを得る事が出来ます
加えて今までAに割いていた努力値をHに充てる事で耐久値が約1.3倍になり、より安定して剣舞を積む事が出来るのもかなり強いと思いました
今回のオフでも火力不足を感じる場面はなく、十二分に活躍してくれたと思います
有名実況者のグラさんのラティやらコケコやらを加速して上から斬り○せたので満足です

 

起点対象…炎格闘以外の物理全般、草タイプ
止められる(通す)対象…中耐久炎、高耐久悪、竜飛行系、テッカグヤ、バシャーモ、キノガッサ、特殊ルカリオ

 

 

カプ・テテフ＠拘り眼鏡
性格：控え目
特性：サイコメイカー
技：サイコキネシス/ムーンフォース/シャドーボール/ † 気合ボール †
個体値：特殊5V
努力値：252-0-0-124-132-0
実数値：177-x-95-182-152-115

 

自慢のHD眼鏡テテフです
H-Dで臆病CSメガゲンガーのヘドロ爆弾耐え調整、残りをCといった感じです
しかしそれだけではありません
CSメガゲンのCは222、ヘドロ爆弾はタイプ一致込威力135です
この222-135に近い火力ライン上には他に以下のものがあります

 

・臆病コケコのフィールド10万ボルト(220.5-135)
・冷静ギルガルドのシャドーボール(222-120)
・控え目霊獣ボルトの10万ボルト(216-135)
・控え目テテフのムーンフォース(200-142.5)
・臆病テテフの抜群シャドーボール(182-160)
・臆病メガルカリオのラスターカノン(192-160)

 

222-135CSメガゲンのヘドロ爆弾を確定耐えするという事は従ってこれら同じ火力ラインに並ぶメジャーポケモンのメジャーな技を抜群であれば1発、等倍であれば2発耐える事が出来ます
H-D(177-152)ラインはかなり便利なので皆さん真似していいですよ
火力については臆病眼鏡と同等の数値を保有しているので火力不足といった問題はあまりありませんでした
特殊相手なら1発確実に耐えて返しに高火力を叩き込めるのでかなり強かったです
反面物理相手だと脆いので簡単に通してしまいます

 

 

カプ・コケコ＠脱出ボタン
性格：臆病
特性：エレキメイカー
技：挑発/放電/光の壁/リフレクタ
個体値：特殊5V
努力値：0-0-4-252-0-252
実数値：145-x-106-147-95-200

 

黒いコケコめっちゃかっこいい
この起点構築の起点作り役です
努力値はS252は確定
Hに振っても良かったんですが脱出で戻って積みアタッカー2体が万が一止められた場合最後の掃除役として再利用する為にもCに252振りました
2枚の壁は確定、後続の積みの安定性を確保兼トリル展開阻止で挑発を採用
一番悩んだのは最後の1枠にどんな攻撃技を入れるかでした
火力を求めるならフィールドの恩恵を受けられる電気技ですがそうすると地面が最後に残った場合詰んでしまいます
そう考えて一時期マジカルシャインで運用していたんですが
…ありえん弱い
最後の掃除役のくせに倒しきれずに負ける事が多々あったので電気枠に戻ってきました
そこで電気枠に何を入れるかの問題が発生
候補は放電10万雷の3択なんですが…
放電は麻痺を引けたら強いが引けなければ10万の劣化でそもそも最後の一掃で使うことを考えるなら不向き
10万は無難であるが構築単位で重いバシャーモを対面から確1に出来ない難点がある
雷は威力も申し分ないし3割の麻痺もあって優秀だが如何せん命中に大きな不安がある
思考がぐるぐる回った結果今回の真皇杯関西予選では放電で行く事にしました
結果は…よく分かりませんでした
麻痺を引いてはいけないときに引いてしまったり引いたらアドの時に引いて後続を助けてくれたり一長一短で
この日のたった13戦では答えは出ませんね
有識者の皆様からの意見を募集しております

 

 

パルシェン＠王者の印
性格：意地っ張り
特性：スキルリンク
技：ロックブラスト/氷柱針/殻を破る/氷の礫
個体値：物理5V
努力値：12-252-0-0-0-244
実数値：127-161-200-x-65-121

 

積みアタッカー3
† 確2は確1 †
破ったら勝ちの圧倒的エースです
技構成はテンプレ
努力値はA252のS実数値1切りで残りをHです
Sを切ったのは万が一パルシェン対面が発生した場合下からロクブラを撃つためです
パル対面で最悪のシナリオは破られた状態で突破されること
下からロクブラを撃つ事で相手が破るならそのまま突破上からロクブラを撃って来たならそのまま突破してもらって裏で倒すなり起点にするなりいくらでも対処のしようがあります
多少なり耐久に回せるのも何となく安心ですしね
テテフのサイコフィールドとの相性も抜群で破って耐久が落ちた後先制技に恐れることなく上から蹂躙できるのも強かったです
持ち物の効果も相まって抜き性能は異常なまでに高かったです
今回の予選でも確2のところを怯ませて確1にしたり再生連打で粘られているところに怯みを入れてそのまま持っていったり
王者の風格ですね

 

起点対象…鋼格闘以外の物理全般
止められる(通す)対象…鋼全般、耐久水

 

 

ポリゴンZ＠ノーマルZ
性格：臆病
特性：適応力
技：10万ボルト/冷凍ビーム/テクスチャ/目覚めるパワー炎
個体値：特殊5V
努力値：4-0-0-252-0-252
実数値：161-x-90-187-95-156

 

積みアタッカー4
積んだらほぼ勝ち
信頼のおける積みエースです
臆病にすることで甘えたスカーフランドやスカーフテテフを上から分からせる事が出来ます
めざ炎を搭載したのはモタクナットレイが余りにウザかったので
それでもテクスチャー後のめざ炎を耐えるモタクも時々いて頭を抱えています
火力についてはフィールド10万が通ればどんな相手も基本的に1撃で持っていく事が出来ます
反面フィールドが無いとガルドやH振りドランに対して若干足りなかったりするのでフィールドと合わせて上手く運用することが大切です

 

起点対象…中速中火力アタッカー全般
止められる(通す)対象…耐久地面、ドリュウズ・マンムーといった氷等倍地面、メガフシギバナ

 

 

 

【基本選出】

 

・コケコ√

@2

この構築で最もスタンダードな出し方です

初手コケコで対面の敵に対し物理か特殊かいずれかの壁を張って脱出、後続で積んでいきます

後続の選び方について1匹目の選び方は積んだ後どれだけ相手の構築に対し抜いていけるか、最も通りの良いアタッカーを選びます

積みさえすれば勝ちとなるアタッカーがいれば理想ですがまともな相手であればそんな構築の欠陥ともいえる穴は存在しないと思うので自然と2匹目も重要になってきます

後続2匹目の選び方については1匹目に依存する形となります

構築各ポケモン単体考察の末尾に「起点対象」及び「止められる(通す)対象」という2項目を記載しましたが2匹目については1匹目が「止められる対象」を「起点対象」と出来るポケモンを選んでいきます

しかしある程度は相手の構築に通していける駒でなければなりません

死に出しを基本とし、前のポケモンが通してきた相手を起点にする

曰くこれが積みサイクルらしいです

 

・テテフ√

@2

コケコ√は対面の相手を起点にするものですが速い(ポリZ<x<コケコ)電気特殊が相手となると話が違ってきます

この構築に速い電気特殊を起点にできるポケモンは存在しません

また、電気に限らず速い(コケコ≦x)アタッカーと対峙してしまうと壁も何も張る事が出来ず脱出してしまう羽目になります

その相手がスカーフランド等の高速物理アタッカーであれば壁が無くともパルなりギャラなりで起点にしていけるんですがスカーフテテフやフェローチェ等の高速特殊(両刀)アタッカーともなると壁無しではパーティが全壊しかねません

そこでテテフ√を選択します

単体考察で説明した通り特殊アタッカーに対してはほぼほぼ対面で負ける事はありませんので裏の起点にならないポケモンに対してのフィルターの役割を果たしてくれます

物理に対しては脆く簡単に通すと言いましたがそれは弱点ではなくむしろ強みです

テテフが通した物理アタッカーを裏のパルやらカミツルギやらで起点にすれば全抜きも見えてきます

裏で起点にならない高速特殊には負けず、起点にできる物理は素直に通す

それがこのHD眼鏡テテフの役割です

裏の@2についての選び方はコケコ√と同じです

 

・対コケコランドグロス

テテフでグロスを誘いカミツルギで起点にします
1加速してコケコも抜けるようになるのでランドの威嚇のタイミングに気を付けながら全抜きします

 

・対トリル

@1

初手ポリ2ミミッキュは150%初手でトリルをやってくるので挑発
壁は展開せずに1発コケコで入れてからポリZで全抜きを狙いましょう

 

・対ガルスタン

@1

コケコから入るとガルの猫で何もできずに脱出する羽目になるのでテテフから死に出しパルで無理やり破っていきたい

 

・対バン(カバ)ドリマンダ

初手バンギ(カバ)は150%ステロなので挑発から
コケコで物理方面の壁を貼ってしまえばあとはギャラで詰められます
でも初手マンダは困る
舞われたくないから挑発から入るが地震なんか撃たれて壁も張れず退場した暁には負けの目が見えてくる
なんとかして裏のギャラで舞いたいところです

・対雨

特殊方面の壁を張ってギャラで舞えばゲームが終わります

・対リザ入り

@1

場合にもよりますがテテフから入ると安定します
Xがフレドラで突っ込んできた場合はパルで起点にします

 

・対バシャ入り

@1

初手バシャはありえんきつい
壁を張ってテテフを出してバシャには引っ込んでもらいたいところですね
誰かしらで積んでしまえばバシャも怖くはないです

 

・対ジャロ入り

@1

ありえんきつい
場合にもよりますが襷まで削って死に出しコケコで処理します
起点作りジャロはもっとキツイ
○ね

 

・対受けル

バナ入りは少しきつめ
それ以外には負けたことが無いです
王の前にひれ伏せ

 

【結果】

むしブロック6勝4敗
同率2位予選通過

 

決勝トーナメント準々決勝敗退
最終Best8

 

午前で1勝1敗
なんとかなるかなと思ったんですが午後に入り2勝4敗に…
諦めかけてから何故かプレミも少なくなり4連勝で最終6勝4敗(2位タイ)
オポネント等の計算でむしブロック2位で予選通過しました
決勝トーナメントでは受けル相手にパルが王の威厳を見せつけてくれたりガルスタンに対してギャラが滝登りで犯罪をしたりして勝ちましたが真皇杯全国大会出場権を懸けた準々決勝で構築単位できつい相手とマッチングしてしまい無念の敗退
完全にデジャヴですね
2月頭の東海シングルフェスタでも全国シングルフェスタ出場権を懸けた3位決定戦で敗れ惜しくも出場権を逃しました
そして今回も
もしかしたらボクはそういう星の下に生まれてしまったのかもしれませんね
上位大会のあるオフでは1歩手前で必ず負ける

 

呪いかよぉ…

 

何はともあれ今回対戦して下さった皆様、ありがとうございました
ささやかな宣伝ですが来週6/10(土)にボクの所属するポケサー主催で第4回名大オフというものが開催されます
お暇でしたら是非宜しくお願いします
今回無理でも11月くらいにまた第4回よりは若干小規模になりますが第5回が行なわれると思うのでよろしくお願いします

それでは皆さん、よいポケモンLifeをー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の再履修の中間試験
???｢ﾝﾏｱｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ｣
???｢ｵﾄｼﾁｬｯﾀｱｧｧｧｧｧｧｧ｣