のんけぶろぐ

ポケモンのあれこれ書いていきます

きゅーぽけオフ2017夏の陣 3位構築 -催眠レ○プ バンドリマンダ-

お久しぶりぶりブリジストン
TNらすって言ったりらんのすけって言ったりいろいろですが今回はオフに申請したらんのすけと名乗らせて頂きます
 
最近はブログの更新頻度もひと月に一度といったところでしょうか
まあまあの更新頻度を保ちつつこれからも記事を上げていこうと思いますので皆さんよろしくお願いします
 
さて、今回は先日8/27(日)に九州の福岡で開催された「きゅーぽけオフ2017夏の陣」に参加してきましたのでオフの使用構築についての記事を書いていこうと思います
名古屋住みの自分としては遠征という事になりますが、今までにも関東へ関西へ遠征しオフに参加はしてきました
しかし今回、今までの遠征と何が違ったかというと…
そうなんです
海を越えたんです
とても恥ずかしい事にボクは今まで国外へはおろか日本の本州からすらも出た事がありませんでした
更に言えば飛行機にも乗ったことが無いという始末です
おーん
今回初めての飛行機、初めての本州脱出にとても心躍りましたね
正直オフより飛行機に乗ってみる事がメインでした
 
はい
長話も程々にして使用構築詳細について書き綴っていこうと思います
 
 
個体値はすべて特訓後で表記
 個体値及び実数値表記はH(HP)-A(攻撃)-B(防御)-C(特攻)-D(特防)-S(素早さ)の順
 
 
 
【使用構築】

f:id:lannosuke:20170830195714p:plain


元々ORASで使っていてS2あたりのバンク解禁に乗じて輸送しサンムーン環境に合わせて組んだバンドリマンダを更にS5仕様に調整したものです
今回のオフには今までS1からずっと使用し、ボクを真皇杯本戦にも連れて行ってくれた積みサイクルを使っても良かったのですが、いい加減他の構築も使わないと怒られると思い今回は新しい構築を使うことを決心しました
 
今回の使用構築、まあ名前の通りのバンドリマンダです
…というのは嘘です
バンドリマンダはあくまで裏選出
本当の軸は上3匹というより中段2匹にあります
ところで話は少々脱線しますが、皆さんは「ひみつのちから」という技をご存知ですか?
威力70、命中100
ノーマルタイプの非接触物理技
主にORASの技マシンにより習得する事が出来る技です
しかしこの技の追加効果について詳しく知っている方は少数ではないかと思います
ORASからガルーラを使っている方であれば誰しも3割で麻痺を付与する追加効果があると知っていると思いますが、それだけではありません
この追加効果はフィールドによって様々に変化します
通常時、及びエレキフィールド下では3割で麻痺
サイコフィールド下では3割で素早さ1段階ダウン
ミストフィールド下では3割で特攻1段階ダウン
そしてグラスフィールド下では3割で眠りを付与します
この3割の眠りがかなり強力であると思い、グラスフィールド下でひみつのちからを撃つ構築として今回この構築を組みました
従ってこの構築の主な軸としてはカプ・ブルルグラスフィールドを展開していきメガボーマンダで眠らせていくものとなります
クソ運ゲーって言わないで
 
 
それでは単体考察の方に言及していきましょう
 
 
 

f:id:lannosuke:20170830195827g:plain
バンギラス@さらさら岩
性格:意地っ張り
特性:砂起し
技:冷凍パンチ/ストーンエッジ/吠える/ステルスロック
個体値:物理5V
努力値:252-148-28-0-76-4
実数値:207-190-134-x-130-82
 
この構築の砂起動要員です
主にドリュウズと組ませます 
持ち物は砂ターンを持続させるさらさら岩を採用
技は裏のドリュウズに受け出しされる飛行や襷持ちに刺さるステルスロック、起点回避の吠える、ガブやランドに対する打点として冷凍パンチ、最後の一枠には最高打点のストーンエッジを採用しました
努力値について物理方面は意地A252ランドロス地震を確定耐え調整、特殊方面は臆病C252ゲッコウガの水Z(ハイドロポンプ)確定耐え調整、残りをAに振って余った4をSに割きました
先発選出されやすく生かしておくとドリュウズに害をなすこれらのポケモンを対面から処理、または裏のドリュウズの圏内に入れる、そういった調整です
今回のオフではガブの地震+鮫肌を耐えて処理した後砂を再展開出来たり初手ゲッコウガの珠草結びを耐えて対面で処理出来たり、この調整がかなり有効な試合が多かったです
冷凍パンチでいろんな奴を凍らせてくれたり大活躍でした
しかしエッジをやたらめったら外してくれていたので冷パン凍りが無ければ†処刑†していることろでした
自慢の調整なんでパクっていいですよ
 
 

f:id:lannosuke:20170830195936g:plain
ドリュウズ@地面Z
性格:意地っ張り
特性:砂かき
技:アイアンヘッド/地震/剣舞/岩雪崩
個体値:物理5V
努力値:0-252-4-0-0-252
実数値:185-205-81-x-85-140
 
よくあるバンドリマンダのドリュウズです
テンプレ通りなんで説明は割愛します
今回のオフではバンギと一緒に結構選出しました
剣舞+Z技って強いですね
 
 

f:id:lannosuke:20170830200036g:plain
ボーマンダ@メガストーン
性格:慎重
特性:威嚇→スカイスキン
技:羽休め/秘密の力/竜の舞/身代わり
個体値:物理5V
努力値:252-4-4-0-220-28
実数値:202-156-101-x-140-128
メガ後:202-166-151-x-151-148
 
流行りの慎重ボーマンダ(大嘘)です
真の軸でありエース
まずこの構築を考えた時誰に秘密の力を使わせるのが最も有効か考えました
メインウェポンとして使えるかつ試行回数が稼げるポケモン
かなり矛盾の生じているような条件ですが最終的にこの慎重ボーマンダに行き着きました
みんな大好きガルーラも試してはみたのですが、やはりガルーラはグロパンを積んだ後火力の無い秘密の力で撃っていくよりも恩返しや捨て身タックルで相手に行動させる前に倒していく方が強いと感じ、不採用としました
相手に動かれると負けるガルーラと違い、慎重ボーマンダの場合は羽休めで体力を回復させる事が出来、秘密の力を撃つ試行回数を稼ぐ事が出来ます
従って眠りを引くまで羽と秘密の力を繰り返し、眠ったところで身代わり竜舞を積んでいくというムーヴが可能となります
実際オフでも少し火力の足りないところを眠らせて突破したり、眠りが引けなくてフィールドが終わっても麻痺を引くまで粘り、麻痺を引いたところで身代わり羽休めで粘るなど結構強かったです
テッカグヤ相手にも眠りさえ引けたら起点にして突破も可能ですし弱くはないと思います
クソゲーって言わないで(懇願)
 
 

f:id:lannosuke:20170830200132g:plain
カプ・ブルル@グランドコート
性格:陽気
特性:グラスメイカー
技:どくどく/ウッドホーン/吹き飛ばし/ヤドリギ
個体値:物理5V
努力値:252-4-0-0-0-252
実数値:177-151-135-x-115-139
 
グラスフィールドを張るためのポケモンです
グラスフィールドがこの構築のカギとなるため持ち物はグランドコート
フィールドの持続ターンを8ターンに伸ばします
このポケモンの運用としては先発初手ヤドリギからの裏繰り出し展開が基本です
努力値はHS252で繰り出し性能を上げつつ身代わりを撃たれる前に上から変化技を通す為です
どくどくはポリ2やバルジーナといったマンダやバンドリが苦手とする耐久ポケモンを崩すために採用
実際毒さえ入れてしまえば裏のマンダで身代わり羽休めで毒ダメージを稼いで倒す事が出来ます
秘密の力と相性が悪いと最初は思いましたが眠りを引いたところで突破が困難なポケモンを崩すための毒なのでかなり有用でした
吹き飛ばしを採用しているのは身代わり持ちにヤドリギを透かされた後処理の為兼起点回避です
今回のオフではバンドリでイージーウィンが狙える相手が多かったせいか選出はそれほど多くはありませんでしたが選出した試合はきっちり仕事をしてくれました(ボーマンダで眠りが引けたとは言っていない)
 
 

f:id:lannosuke:20170830200221g:plain
ギルガルド@ゴーストZ
性格:冷静
特性:バトルスイッチ
技:どくどく/シャドーボール/キングシールド/影討ち
個体値:5VS0
努力値:252-0-0-252-4-0
実数値:167-50-170-112-171-58
 
ブルルマンダで飛行と氷が一貫しているので一貫切りで入れました
元々耐久のあるギルガルドにブルルが展開したグラスフィールドの毎ターン回復効果が合わさって繰り出し性能は抜群、グラスフィールドの効果で地震が半減されるので実質弱点が一つ消えます
どくどくを採用したのはブルルと同様、非常に良く誘う耐久ポケモンを崩す為です
この型のギルガルド自体は今年の3月あたりに参加したオフで同じブロックだった方が強く推していて、前々から使ってみたいと思っていたものです
この構築にかなり相性も良く使用感としては最高でした
今回のオフでも選出率は恐らく上位、かなりの活躍でした
ギルガルドのゴーストZは強い
 

 

f:id:lannosuke:20170830200300g:plain 
レアコイル@食べ残し
性格:臆病
特性:磁力
技:ラスターカノン/放電/身代わり/影分身
個体値:特殊5V (にしたかったけどC27くらいで妥協)
努力値:252-0-0-0-4-252
実数値:157-x-115-138-91-134
 
ナットレイテッカグヤエアームド………
この世の全てのインキャを殺す為に開発しました
ドーモ、INKYA SLAYER です
インキャコロスベシ
元々この枠には秘密の力マリルリが入っていました
しかしある日レートに潜っているとマッチングするのはどいつもこいつもインキャテッカグヤとインキャナットレイ
どんなにダメージを与えてもヤドリギで回復し2連守るは当たり前
精神的に参った挙句マッチングしたのは受けループ
インキャに自慢のポケモン達を殺され、インキャに対する殺意から正体不明のインキャソウル「ナラク・インキャ」に憑依されたことでこのポケモンを育成しました
 努力値はインキャの上を取り、インキャの得意技であるヤドリギの種を撃たれる前に身代わりを張り影分身で起点にするため臆病HS252
残り2枠はどくどくやめざ炎も考えましたがインキャを突破した後の抜き性能も考えて電気技と鋼技、その中でも3割の麻痺を引ける放電と2割のDダウンを引けるラスターカノンを採用しました
しかし何故ジバコイルでなくレアコイルなのか
ナットレイが登場した5世代中ごろ、ナットレイを倒すことに特化した磁力ジバコイルというものが存在しました
インキャ=ナットを磁力で捕まえ、上から身代わり分身を積みめざ炎で倒すといった型です
この型であれば当時大流行していたラキムドーの片割れ、ウケル=ムドーも殺す事が出来ます
しかし時代は変わりました
7世代、ウルトラホールから突如現れたオタク=カグヤのSは61
対するジバコのSは60
オタク=カグヤに上からヤドリギ身代わりインキャ戦術を許してしまいます
そこでのレアコイルです
レアコイルのSが70と進化後であるジバコイルよりも何故か速いのはあまりに有名
レアコイルであればオタク=カグヤの上を取り、ヤドリギを許すことなく身代わりを張る事が出来ます
ワッショイ!!
また、レアコイルのSに関して下手に知識がある人に対しては130族を抜くスカーフであるとミスリードを仕掛けられるのも強かったです
今回のオフではカグヤやナット自体殆どマッチングすることなく真価を発揮する事は出来ませんでしたがこれからレートで活躍させてあげたいと思います
TNは忘れてしまいましたが予選で1度だけ、地面技持ちバンギの前でラス1レアコイルが影分身を積んで裏のガブ諸共3タテする事故がありました
すまねえ…
 
 
 
【基本選出】
・催眠マンダ√
 

f:id:lannosuke:20170830200426p:plainf:id:lannosuke:20170830200433p:plain+f:id:lannosuke:20170830200440g:plainorf:id:lannosuke:20170830200448p:plainor (f:id:lannosuke:20170830200453p:plain)


この構築の一番やりたいことです
ブルルからグラスフィールド展開、ヤドリギを入れてマンダ引き、身代わり竜舞羽休めで隙を見て眠らせに行きます
テッカグヤがいる場合、ガルドではなくレアコイルを選出します
基本的に3匹目はガルドですがあまりに電気がキツそうであればドリュウズを単体選出することも視野に入れています
 
 
・バンドリマンダ√ 
 

f:id:lannosuke:20170830200729p:plainf:id:lannosuke:20170830200453p:plainf:id:lannosuke:20170830200433p:plain


そのまんまです
イージーウィンを狙っていけそうであればこの選出をします
 
 
・対受けループ
 

f:id:lannosuke:20170830200433p:plainf:id:lannosuke:20170830200440g:plainf:id:lannosuke:20170830200448p:plain


初手マンダでムドーを誘います
ムドーをINKYA SLAYER で捕まえます
コロします
適当に切った後マンダで身代わり竜舞します
おわおわり
 
 
 
【結果】
なんとかかんとかブロック5勝2敗
2位予選通過
 
決勝トーナメント準決勝敗退
3位決定戦勝利
最終3位
 
 
予選は初戦から負けスタートで2戦目も本来負ける試合だったところをマンダの秘密の力で相手のメタグロスを麻痺らせて身代わり羽休めで突破するクソゲーを展開し、正直この構築弱いんじゃないかと思って人生初のオフ負け越しを覚悟しました
人生初は飛行機だけで十分だ
それでも以降の対戦は丁寧に立ち回る事が出来予選は結果的に5勝2敗
予選最後の試合は択に読み負けて敗北を喫してしまいましたが結構楽しい対戦だったと記憶しています
決勝トーナメントについてはバンギがエッジを外したり、クソ運かと思えば相手のランドを凍らせたりバンギの機嫌に振り回される試合が多かったと思います
敗退した準決勝では自分のダメージ感覚が少し足りず、ステロの入ったメガバンギラス相手にドリュウズ地震で持っていけると思い地面Zをケチった為に耐えられて負けてしまいました
竜舞を見せたバンギだったのでAS前提でのダメージ感覚だったのですが、後々計算してみると79~94%のダメージだったので乱数でしたね
いやー悔しい
3位決定戦はデンジュモクやらクレッフィやら…
うちのポケサー、名大ポケモン研究所ではこういったクソ運ゲポケモンを好んで使うヤカラが多くてもうデンジュモクやらクレッフィやら見るとジンマシンが出る体になってしまいまして
正直見せ合いの時点で逃げ出したかったです
それでも上手く相手の行動を読んで奇麗に立ち回る事が出来て良かったです
 
今回のきゅーぽけオフでは予選が7人ブロックで組まれる中唯一の8人ブロックで、予選2位通過でシード権も無く、3位決定戦まで進んだのでオフ出場者の誰よりも対戦をしたのではないでしょうか
きゅーぽけオフの全12戦、とても疲れましたが有意義なオフでした
対戦して下さった皆様、ありがとうございました
ささやかな宣伝ですが、今年12月頃に詳しい日時は未定ですがボクの所属するポケサー主催で第5回名大オフというものが開催されます
対戦形式は恐らくシングル63、ウルトラサンムーン環境最速オフとなると思います
興味とお金に余裕のある方は是非九州から来てください
 
 
 
それでは皆さん、よいポケモンLifeをー
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ボクの落単トトカルチョで遊んでた奴ら
結果はきゅーぽけオフの3決後のコメントでバラしたから知りたければきゅーぽけの人に聞いてくれ